コウゲイ
和蝋燭(わろうそく)
創業200年の伝統を守り続けている手作りの味『和蝋燭』
ハゼの実を細く潰して蒸して、それを圧搾(あつしぼり)して採取したものを木蝋(もくろう)と言い、 和蝋燭(わろうそくは)この木蝋で作ります。
先ず、竹串に和紙と燈芯草(とうしんそう)の芯を巻きつけ次に、40℃〜45℃位の温度に溶かした蝋を素手ですくい上げて、芯を転がしながらなすりつけ、乾かし、これを何回も繰り返し少しずつ大きくします。(生掛け)
最後に50℃位の温度に溶かした蝋でツヤ出しをして、独特なウグイス色のツヤを持った和蝋燭が出来上がります。
手作り和蝋燭は、頭の部分がやや膨らんだ姿をしており、切り口を上からみると幾重もの層になり、バームクーヘン(木の年輪状)によく似ています。
型に流し込み、大量生産できる洋ローソクとは違い、1本1本に手間をかけ、丹精込めて作った手作り和蝋燭は煤(すす)が出ず、炎が大きく温かみがあり、蝋がたれずに燃える為長持ちします。

6代目 大森太郎さんの話
「1日の作業は朝の8時から夜の6時迄で、12cm物の蝋燭は一日約180本しか作る事が出来ません。」
たかが蝋燭といっても職人の手間を掛けた苦労が伝わってきます。
12cm物の蝋燭で2時間、一番大きい32cm物の蝋燭で12時間程火が灯ります。
主な需要はインテリア等に使われているとのことです。