菊間瓦・四国トラディションナビドットコム
トップ  >  伝統工芸 > 菊間瓦

コウゲイ  

菊間瓦(きくまがわら)

菊間瓦とは


 700年余りの伝統を持つ菊間瓦、松山城や道後温泉本館にも使用されています。

 現在瓦は全国に広がり年間1000万枚の瓦が出荷されています。

 菊間町での、瓦造りは瀬戸内海に面した自然が良好であったり、立地条件、瓦造りにかかせない燃料、材料に恵まれた自然的条件、そして、農間地に人手を豊富に手配できた人的条件によって発展してきました。

 瓦造り原土つくり、成形、焼き・いぶ銀の3工程に分けられ、大量生産される地瓦と呼ばれる瓦に関しては、機械化省力化に積極亭に取り込むことで企業努力によるコストダウンでは職人の感と経験にもとずいた昔ながらの製法が貫かれています。

菊間瓦-壱-菊間瓦-弐-

鬼師とは


 元録年間に誕生したといわれ、菊間瓦のシンボルでもある鬼瓦や飾り瓦を専門に手がける職人は鬼師と呼ばれています。
 その卓越した技法を現在につたえるのはわずか10人あまり、瓦つくりにかかせないひがさを造るひがさしとともに菊間瓦の伝統を現在に伝えています。

 古くから菊間の町に根引き、700年あまりの伝統を未来に伝える菊間瓦。

 伝統を受け継ぎ、また新しい菊間瓦の可能性を調節する後継者の活躍とともに菊間瓦も今新しい時代を迎えようとしています。

菊間瓦-参-菊間瓦-四-

現在の鬼師


 現在の鬼師は、鬼瓦をはじめとする様々な技法を凝らしたこうしょく瓦を専門に造ります。
 鬼師は、今からおよそ300年前元禄年間に菊間に誕生しましたといわれ、世襲制度でその技が代々受け継がれ、他の産地では類を見ない高い技術を誇る職人たちです。

 鬼瓦を専門につくる鬼師、現在菊間町内に10名あまり。その歴史と代表的な作品は菊間町瓦館の展示コーナーをはじめ各地の有名な神社で見ることが出来ます。

菊間瓦-伍-菊間瓦-六-

鬼師の作品紹介



菊間町瓦館1階ロビーの壁面瓦、縦2.1メートル横3.5メートルの巨大な壁面瓦を作成したのは、現代の名工7代光野錦松さん、題材は菊間町の伝統芸能行事、子供馬の走りこみ、ご自信の幼い頃の子供馬行事の熱気を再現できればと今回の壁面瓦の製作に取り組みました。<br>
<br>
使用したあらじは全部で88枚、以前町民会館の龍の壁面瓦を製作された経験のある、錦松さんにとっても現実の生き物特に菊間に縁の深い馬を題材としてとりあげるには、様々な苦労があったそうです。


御覧の大鬼瓦は瓦館の屋根から四方を見下ろす大鬼瓦縦2・5メートル横5メートル、これだ大きな鬼瓦は日本でも数枚しかありません。<br>
正確には町内の鬼師達が協力して製作にあたりました。<br>
ベテランの鬼師の経験と若い鬼師の調整がつくられた大鬼瓦を構成するパーツごとに製作されていきました。製作にたずさわった鬼師たちの手によりかりずみされ入念にチェックされた、焼成・いぶし銀の工程をへて完成した大鬼瓦。<br>
<br>
 またこの大鬼瓦を引き立てているのは、ごらんの水板と呼ばれる装飾瓦・火災から建物を守る意味を持つこの水板。水にまつわる下り龍、竹に虎、松とタカが迫力ある構図で組み合わされました。<br>
水板と大鬼瓦のバランス・見上げる人の視線を考え、図面におこされたデザインをもとにあらじが筋入れされベテランと若手の鬼師が協力しあい菊間の鬼師独特の技法で仕上げられたこの水板。<br>
まさに鬼師の技の集大成。



カテゴリーリンク
楽天ダイナミックアド

トップ  >  伝統工芸 > 菊間瓦

サイトマップ